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卒業―雪月花殺人ゲーム[そつぎょう せつげつかさつじんげーむ]
『卒業―雪月花殺人ゲーム』(そつぎょう せつげつかさつじんゲーム)は、東野圭吾の推理小説。加賀恭一郎シリーズの第1作目であり、加賀恭一郎がまだ刑事になる前、大学在学時に初めて殺人事件に対峙した時の様子が描かれている。講談社より1986年5月20日に単行本が刊行され、1989年5月15日に文庫本が刊行された。2009年に新装版が刊行された際、タイトルは「卒業」に改題された。 2013年11月18日付のオリコン“本”ランキング文庫部門で累積売上100.1万部を記録し、歴代19作目、東野作品では6作目の文庫100万部突破となった。 == あらすじ == 国立T大学に通う女子大生の牧村祥子が、入居しているアパートの自室で、死体となって発見された。警察は自殺だと判断したが、幾つかの矛盾した供述が出て来た事から、自殺・他殺の両面を視野に入れた捜査を開始する。同じ大学生で仲の良かった加賀恭一郎ら6人の仲間も、様々な思いを錯綜させながら、祥子が残した日記を元に死の謎を解こうとしていた。しかしかつての茶道部の顧問で恩師・南沢雅子の家に事件の報告を兼ねて集まり、毎年恒例の「雪月花之式」で茶をたてている最中、今度は波香が亡くなってしまう。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「卒業―雪月花殺人ゲーム」の詳細全文を読む
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